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Brava! brava Julia!「メッセニアの神託」神奈川県立音楽堂2014年2月28日

昨日観た神奈川県立音楽堂の日本初演ヴィバルディの「メッセニアの神託」は素晴らしいものでした。
http://www.kanagawa-ongakudo.com/messenia/

神奈川県立音楽堂は初めてですが小さなホールなのは知っていましたので、この「メッセニアの神託」はコンサート形式でするのだと思っていました。実際は能をイメージした彌勒 忠史氏の工夫を凝らした演出で、手に持つ扇のシルエットをも考慮した引き締まったものでした。そう言う訳で1幕目はコロンブスのタマゴ的舞台の拵えに驚きました。
エピーティデ役のヴィヴィカ・ジュノーやアナッサンドロ のマルティナ・ベッリのまあスタイルの良い事、やはり能をイメージしてデザインされていると言う衣装とマッチしておかしな喩えかも知れませんが宝塚の男役を見ているようでした。
トラシメーデのユリア・レジェネヴァさんは想像していた以上に小柄な方で「ラブリーでキュート」と言うのがピッタリです。
役柄からユリアさんだけが帯刀していましたがこの日本刀が彼女には長すぎる様な気がして、抜くのは良いが上手く鞘に収まるのだろうかと途中少し心配しました。勿論それは杞憂でしたけれど。
2幕ではこの公演の主役は誰であるかを印象付けたユリア・レジェネヴァさんが歌ったアルタセルセのアリア”Son qual nave ch'agitata”が圧巻でした。生で聴く超絶技巧の凄い事。歌い終わって他のメッゾの倍以上の拍手を浴びました。
下の動画は5年前のアジタタで今のユリアさんの声の表情は更に進化しています。
https://www.youtube.com/watch?v=tsneraStokY

ユリア・レジェネヴァさんは3幕のアリアでもスーパーギガテクニックで観客を魅了し喝采を受けました。
最近オランダだったかヨーロッパのweb記事に「ユリア・レジェネヴァは次のバルトリか?」と題したものがありました。しかし次のバルトリと言うよりは技巧の点からは既にはるかに追い抜いているように私には思えます。

馬に喩えるのは大変失礼なのでしょうが次の動画のウオッカ位に突き抜けています。
https://www.youtube.com/watch?v=Og4SHuhJjSU


ファビオ・ビオンディさんとエウローパ・ガランテの古楽器による演奏も良かったし、実力充分な歌手達、斬新なのだろうけれども全然冒険しているようには感じない手堅い演出、ホールの音響も良かったです。何よりも素晴らしかったユリアさんの超絶技巧、何拍子もそろった5つ星の公演でした。
当日叫べなかったのでここに「Brava! brava Julia!」「bravi bravi」と書いておきます。

↓ジャッキー・エヴァンコさんとは関係ありませんが今回もお願いします。
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2015/ 12/ 11( 金) 21: 48: 43| | # [ 編集 ]
 

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